トイレ発火に注意
アフターメンテナンス担当 高尾です。
今回は、7月25日に製品評価技術基盤機構(NITE)が注意喚起した、温水洗浄便座から発火する等の事故についてです。
去年までの10年間で69件報告があり、15件は水漏れや便座が温まらない等の故障や異常を放置して使い続けた事が発火原因で、
その内の8割が製造から10年以上経過した製品との事でした。
水漏れや異常があった場合は、コンセントを抜いてメーカーへ修理の依頼をするか使用年数によってはトイレを交換しましょう。
お客様から私にトイレ水漏れのお問合わせがあった場合、15年以上使用したトイレについては交換をお奨めしています。
理由は製造から10年以上経つと交換部品が無い場合やその他の部品が経年劣化で次々と壊れてしまう事があるからです。
又、トイレを掃除する際に、ノズルの出入り口へ直接洗剤を吹きこむと内部の電子基板が腐食して火災の原因になる恐れがあるので、絶対にしないで下さい。
トイレの修理を依頼する場合は便座カバーの裏や便座の裏にある品番を伝える必要がありますので、予め調べておきましょう。
<修理連絡先>
●LIXIL (INAX): 0120-179-411 平日 9:00~18:00 土日祝 9:00~17:00
●TOTO :0120-1010-05 8:00~18:00
※電話での修理依頼は中々電話がつながらない事が多いので、インターネットでの修理の申し込みをお奨めします。
繰り返しになりますが、何か異常があった場合は放置せず、メーカーへ修理を依頼するかトイレを交換しましょう。