シーズン終わりに食べ納め!
今期の食べ納めにかき焼きに妻と行ってきました。妻は無類のかき好きで今期は2回目となるお付き合いでお供しました。カキには大きく分けて2種類、岩牡蠣と真牡蠣があります。種類によって旬も、味も、大きさも全く異なります!普段皆さんが馴染みがありよく口にする機会の多いのは真牡蠣になります。水揚げされる時期は10月から4月までの半年間ですが、その中でも美味しく食べられる旬は11月~3月上旬の冬とされています。夏に産卵期に入り、それまでに蓄えた栄養を一気に放出してしまうため、夏から秋にかけて水揚げされる牡蠣はうま味が落ちている傾向があります。お薦めは産卵期前に栄養をたっぷり蓄えた2月3月のかきがプリップリで美味しいです。
ちなみに、真牡蠣の殻は薄く、細長い形状をしています。一方で岩牡蠣は幅が広く、殻はごつごつと厚くなっています。岩牡蠣は4~5年の歳月をかけて流通される大きさに育ちます。生息域も真牡蠣の生息する浅瀬ではなく、潮下帯から20mの深い海の中で育つため、外敵から身を守るために殻は分厚く、大きくなっているます。岩牡蠣の旬は6月から9月まで。夏の時期が旬となっています。夏の岩牡蠣と冬の真牡蠣。種類によって味も大きさも異なるため、1年で2度楽しむことができます。それぞれ旬の牡蠣をぜひ味わってみてください。 BY:KAJI