魔法の断熱材「セルローズファイバー」施工風景
営業部の高尾です。私が担当させていただいていますお客様宅で現在、断熱材の施工をしています。
セルローズファイバーは専門の職人さんの手ですべての壁内に「隙間なく」充填していきます。
一般的な断熱材と比べ大変な労力を要しますが、その分断熱効果はバツグンです!
養生シートがプクッと膨れている程に充填されています。
これだけ詰まっていると自重で断熱材が沈んで壁内の上部に隙間ができるような不良も起こりようがありません。
隙間なく断熱材が充填されていますから壁の中に結露ができてしまう心配もありません。
セルローズファイバーは木質繊維を使用して製造された断熱材です。アメリカで1950年代に開発され1970年代に一般的に使用され始めました。現在アメリカで最も使用されている断熱材です。(シェア35%。日本では40%程度がグラスウールで最も多く使われています。)
新聞紙(古紙ではなく製造したものの流通していない余剰品を使用しています)を原料とするエコ素材です。
断熱効果が高いのはもちろんの事、①火に強く②家の外からの騒音をやわらげるなど防音効果があり③害虫Gの駆除剤と同じホウ素を含んでいるのでイヤな害虫は近づきません。(人体には影響ありません)④気温や湿度の変化に応じてセルローズファイバー断熱材が吸放湿することで壁体内の結露発生を抑止し、更には室内の温湿度環境を良くする効果が期待できる、まさに「魔法の断熱材」なのです!
今年は例年より寒い冬になっています。 私の住む家(当然グラスウールです)と私の実家(中庭住宅で建てたセルローズファイバーの家)では体感温度がまるで違います。私の家では一日中ストーブの前から離れられず、暖房していない場所は凍てつく寒さなのに対し、実家はこの寒さでも朝と夕方に少しエアコンのスイッチを入れる程度で充分ですし、廊下や洗面所に行っても凍える事はありません。 人にも地球環境にも優しい断熱材「セルローズファイバー」。 詳しい話が聞きたい。ぜひ体感してみたい。という方はセトラ・シエスタ21内にある中庭住宅の住宅展示場へお越しください。