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良い季節


どうも、現場人間の倉本です。
先日の台風18号も過ぎ、少しずつではありますが、現場の人間には優しい、すごしやすい季節となりつつあります。
今年も早いもので、9月中盤を過ぎ秋彼岸の季節となりました。
そこで、日頃から信心深い方は良くご存じかと思いますが、数珠のお話をしたいと思います。
一般的には数珠と呼ばれますが本来は念珠というのが正しい呼び名の様です。
大きく分類は、一般(略式)と呼ばれる物と、本式(二連)と呼ばれる物が有ります。
構成は、親玉と呼ばれる一番大きな玉が、阿弥陀仏如来、又は、釈迦如来を表し、それを中心に、天玉(四天王と呼ばれる、持国天、増長天・広目天・多聞天を表します)が4つあります。(略式は2つです)又は、天玉は四菩薩を表すともいわれています。
一番小さな玉は、本来108個あり(最近はそうでないものもあります)百八尊や人間の煩悩の数を表すと言われています。
如来玉の下の玉は、記志玉と呼ばれ普通は10個あり釈迦の十第弟子や十菩薩を表します。
そして、それを支える様に露玉と房が付いています。
様式は修派にもよりますが、大きな構成はこのようなものとなっている様です。
基本的な作法は、これも修派によりますが、持ち手は左手となり座っている時などは左手首にかけておきます。
何故、左手なのかは左手は仏様の世界を表し、右手は信仰、我々人間の世界を表すと言われているからです。
お墓や仏壇の前で手を合わす時には、輪の中を4つの指がくぐる様にして親指の付け根にかけて合掌するのが正式なやり方の様です。
この、土日で御彼岸参りされる方は参考にしていただけたらと思います。
御先祖様に日頃の感謝と尊敬の念をこめまして合掌。



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